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2021.10.14 企画ノウハウ

YouTube企画コンサル会社が考えた具体的なYouTube企画案〜企画方法のコツまで紹介

YouTube企画コンサル会社が考えた具体的なYouTube企画案〜企画方法のコツまで紹介

近年のYouTubeでは非常に質の高い動画が増えており、見だしたら止まらないプラットフォームになってきていますよね。これは作り手にとっては大きなプレッシャーになってきており、いかに面白い企画案を考えるかを日々頭を悩ませながら試行錯誤しています。そこで今回はYouTubeの企画のコンサルなどを行っている株式会社Luaazの作家が過去に考えた企画を挙げていきつつ、その内容がどういう目的で考えられたかを解説していきたいと思います。思考のプロセスに触れることで皆さんの企画検討の材料にしてみてください。

昔使ってた教科書持ち寄って絶対に笑ってはいけない昔の落書き対決!

企画概要

・学⽣時代の教科書や、プリントなど落書きされているアイテムを持ち寄って、「笑ってはいけない」というルールで見せあう。

・落書きにタイトルをつけて披露、相⼿の⼝から⽜乳が出たらポイントで、1⼈3回ほど攻撃を⾏うイメージです。

企画解説

この企画は「あるある」×「笑ってはいけない」の2軸をかけ合わせた企画ですね。

昔の教科書は懐かしいという意味で、共感、あるあるが生まれるカテゴリだと思います。大人には懐かしさが強すぎて共感が生まれにくいという意味では、学生など若い人たちが作る企画としてちょいどいいかもしれませんね

加えて、日本テレビが放映しているバラエティ番組『ダウンタウンのガキの使いやあらへんで!!』の中にある「笑ってはいけない」というシリーズも軸にあります。本シリーズは、収録中に様々な芸人やタレントがクスっと笑わせるようなコントや一発芸をする中で、それを見ている側の芸人たちが笑ってしまった際に罰ゲームを受ける企画ですが、年末の年越しの時間帯にも放映されている人気シリーズということもあり、日本人にとってはよく知られた企画です。

加えて「笑ってはいけない」は、構成もしっかりしているので、このフォーマット通りに動画を撮影するだけに簡単に動画が面白くなる優れものでもあります。ただ昔の教科書見て笑うだけなら、締まりのない動画になるんですけど、ルールがあることに笑いが生まれます。

【今年の目標】食べられる紙にイカスミで習字をして「目標」でお腹一杯にしてみた

企画概要

  • 今年の抱負を食用の紙に、食べえられるインク(イカスミ)で書き初めします。
  • 目標をたくさん発表しながら、体に染み渡らせるという意味で、全部そのまま食べていきます。
  • お腹いっぱいになったら終了しましょう。

企画解説

これは学生のグループYouTuberがお正月に行う企画ですね。おそらく正月×書き初めでこの企画が生まれたのではないでしょうか。

「大食い」という伸びやすい要素に加えて、メンバーが文字を書き目標を宣言することで個人の「人間性」が出やすい企画です。文字は本当に性格が出ますからね。大雑把な文字、きっちりした文字、独自性のある文字、ひとそれぞれです。

このような企画は、ファンにとっては「人間性」がみえるというのは単純に魅力的です。好きな人達の文字って見てみたいですよね。YouTubeは人間性でファンがつくことをしっかりと理解した企画となっています。

ある体温上がったら負け!⿊歴史暴露対決恥ずかしすぎて汗が⽌まらんwww

企画概要

  • まずお互いの体温を測り元の体温を測定します。
  • その後、あらかじめ調べて⽤意しておいた相⼿の⿊歴史や恥ずかしいエピソード、他にも学⽣時代の写真や昔のLINEメッセージなどを交互に暴露していきます。
  • 暴露された⼈は聞き終わってから再び体温を測り、より体温が上がっていた⽅の負けです。

企画解説

この企画は、「黒歴史暴露」という大きな軸に「体温が上がったら負け」というルールを加えることで「黒歴史暴露」という軸を太くします。ルールを設けるという点では「笑ってはいけない」と一緒ですね。体温という指標で黒歴史のリアリティや信ぴょう性をあげているのもまたいいアイディアです。

さらに黒歴史を暴露することで、女子メンバーの恥ずかしがる表情を入れることでエロの要素を加えることもできます。ありきたり過ぎますが、エロは多くの視聴数を稼ぐ要素です。YouTubeでも非常に強いジャンルで、サムネイルに入れるとクリック率は劇的に上がります。

【汗だく】男女でより体温上げた方が勝ち

企画概要

  • 二人でそれぞれ体温が上りそうなことをしまくり、1時間以内により体温を上げた方が優勝です。
  • 激辛のものを食べたり、サウナスーツを着たり、熱湯に入ったりなどしていきましょう。
  • 汗だくの二人の顔をサムネイル画像に使えるので、キャッチーですね。

企画解説

まずこの企画では男女それぞれの「かっこよさ」・「かわいさ」という個性が出ますね。

個性・人間性が出る企画はファンにはとても需要があります。

この企画は「食べる」×「激辛」×「エロ・色っぽさ」という既に王道として確立されている軸が組み合わさった企画なんです。

これ、なんのかき氷?

企画概要

  • トマトジュース、⻘汁や醤油、味噌汁⾊んな液体を凍らせてかき氷を作り、「⾒た⽬と味で当てられるのか?」という緩めの企画です。
  • お互いに3つくらい⽤意して、お互いにクイズ形式で出し合うイメージがいいかもしれません。

企画解説

この企画は夏に行うことを想定した企画で、かき氷という人気のある食べ物を使うことで視聴者を集めています。普通はかき氷に使わないような食材でボケることでYouTubeらしい企画となっています。視聴者も挑戦できるのもいいですね。

⽕を使わずに⾁は焼けるのか? 

企画概要

  • コンロや⽕を使わず⾁を焼けるのかを検証します。
  • ドライヤーや、熱をもったマックブックなどを⽤いて⾁を焼くことに挑戦していきましょう。

企画解説

火以外の熱を発するもので肉を焼こうとする斬新な企画です。このような検証系の動画はみんなが一度は気になったことを試すので、非常に人気がありました。

数年前までは検証系の動画はYouTube界の王道でしたが、最近はやりつくされたという印象があります。何度同じことをやっても結果は同じであり、投稿者の個性・人間性が出にくいため、真似するのは難しいようです。飽きられてしまいます。

投稿者にとってはたとえ同じ企画でも個性・人間性が出せる企画の方が重宝される傾向があるそうです。

最後に

以上がYouTubeの企画案と考え方でした。これらはあくまで一例ですので、みなさんも参考にしながら様々な軸をかけ合わせた面白い企画を考えてくださいね。なおYouTubeの企画について他にもお悩みのことがあれば、弊社にお気軽にご相談くださいませ。

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LuaaZ広報部

LuaaZ広報部です。LuaaZに関する様々な情報や、YouTubeチャンネル成長に役立つ情報などをお届けいたします。

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