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2022.03.31 編集ノウハウ

YouTubeの再生回数を上げるために明日から取り組めるすぐ取り組める22のポイント

YouTubeの再生回数を上げるために明日から取り組めるすぐ取り組める22のポイント

2005年にローンチしたYouTubeは、世界で2番目に訪問者数が多いウェブサイトとなっています。100ヵ国以上、80の言語に対応しており、毎日累計10億時間以上のコンテンツが世界中で視聴されています。

今日、YouTubeで多くの企業が多数のユーザーや動画視聴者に対してビジネスの宣伝を行っています。企業が動画コンテンツを配信するコンテンツランキングでも上位にランクインしており、最新のランキングでは2位となっています。

しかし、ユーザーが毎日、長時間にわたって動画を視聴しているからといって、YouTubeで継続的に成果をあげることは簡単ではありません。自分たちのチャンネルが思い通りにならず、エンゲージメントを得るためにYouTubeの再生回数を買収する作成者もいます。しかし、YouTubeのプラットフォームのアルゴリズムはボット検出に優れており、正規ではない方法でエンゲージメントを獲得したとしてもビジネス的な目標を達成する上ではあまり意味がありません。

時間はかかるかもしれませんが、YouTubeで(無料で)再生回数を伸ばし、チャンネルを成長させることは現実的に可能です。本記事ではYouTubeの再生回数を増やす方法について解説していきます。

1, SEOを意識した企画を検討する

どのようなチャンネルを作るかによりますが、情報系のチャンネルを作る場合は、SEOでの検索ボリュームを意識するべきかもしれません。検索ブラウザ上にYouTubeの動画が表示されるだけでなく、YouTube内でも同様の検索キーワードで検索される可能性があります。

2, 概要欄に適切なキーワードを記載する

動画概要欄の最初の100文字(半角)が視聴者に最初に表示される仕組みとなっています。従って視聴者にとって重要だと思われる検索キーワードを記載するようにしましょう。

一方で検索に引っかかるキーワードを記載しても、文章が面白くなければあまり効果を発揮しません。概要欄を工夫することで、ユーザーの目に留まる内容を考えましょう。最終的にはユーザーの関心を高めて競合他社よりも自社の動画を視聴してもらえるようになるのが目標です。

3, 魅力的なタイトルを考える

ユーザーが検索をした時、真っ先に目に留まるのが動画のタイトルです。従って動画の内容を分かりやすく、かつ好奇心をかき立てる、魅力的で独創的な動画タイトルを考えましょう。SEO対策として動画のタイトルに最も関連するキーワードを盛り込むことも良いでしょう。

一方で「釣りタイトル」を付けると逆効果になる可能性もあります。確かにユーザーに関心を示してもらうには良い手法かもしれませんが、反感を招くケースが多いです。

〇〇をテーマにした動画と宣伝しておきながら、動画内でそのことに触れていなければYouTubeの運営から低質の動画として判断されて、おすすめされなくなる恐れがあります。

4, クリエイティブかつ関連性の高いサムネイルを使用する

タイトルが動画コンテンツの最初の印象を与えるように、サムネイルは視覚的に最初に影響を与える画像となります。動画の内容を促進するようなサムネイルプレビューを作成することは、再生回数を増やすためにも重要な戦略の一つです。質の高い魅力的なサムネイルを作成することで、オーガニック検索の結果に表示されたときにユーザーの関心を惹きつけることができます。サムネイルは動画のスクリーンショットやテキストベースのタイトルでも構いません。

5, チャンネル登録者への働きかけをする

オーガニック検索の結果に表示されるということは非常に重要ですが、YouTubeのアルゴリズムが常に自分たちの動画を上位に表示するとは限りません。視聴者にチャンネル登録を促すことも、動画を高い頻度で見てもらうための方法となっています。むしろエンタメ系のチャンネルの場合は検索からの流入がない分、チャンネル登録は必須です。是非、動画内でチャンネル登録を呼びかけて下さい

あるいは自身の記事ではない場合も、Yahooのトップに掲載されるような話題の記事を、きちんと著作権に反しない範囲で引用しつつ、自身の動画に内容をいれるのはありかもしれません。

6, 既存の良質なコンテンツの再利用

既存のコンテンツを再利用し、新しくした形式でユーザーに提供をすることで、コンテンツの価値をさらに長期的に維持することができます。再利用とは、例えばブログを定期的に書いているような人の場合人気の記事をYouTube用に動画として収録する方法もあります。

あるいは自身の記事ではない場合も、Yahooのトップに掲載されるような話題の記事を、きちんと著作権に反しない範囲で引用しつつ、自身の動画に内容をいれるのはありかもしれません。

7, 動画の導入部分にユニークな仕掛けを施す

様々なYouTuberが実践している戦略のため、考える価値はあります。以前よりオープニングで変わったセリフを言う人は減っています。やだ今もなお最初の30秒で大半のユーザーが離脱するので、可能な限りキャッチーな入りにするべきかもしれません。

8, 再生リストの作成

関連するテーマを中心に様々なコンテンツを制作している場合は再生リストを作成することで動画の視聴をユーザーに促すことができます。以下の画像はHubSpotのYouTubeチャンネルの再生リストです。動画がテーマ別に整理されていることがわかると思います。

再生リストは既存の設定では自動再生されるようになっているので、ユーザーが操作をしなくても勝手に再生リストの動画は続けて流れる仕組みとなっています。

再生リストや自動再生機能によってユーザーが自力で見つけられなかったテーマに関連する動画を視聴することができるかもしれません。そうすることで、ユーザーに充実した体験を提供し、動画の再生回数を伸ばすことが可能となります。

9, 終了画面で他の動画へ誘導する

終了画面とは動画のラスト15から20秒のことです。クレジットとも呼ばれ、カードで他のチャンネルの他のコンテンツを薦めるために使用されます。以下はHubSpotのYouTubeチャンネルの例となっています。

10, 動画を埋め込む

最近ではほとんどのコンテンツを埋め込むことが可能となっており、もちろんYouTubeも例外ではありません。YouTubeでの戦略を予め考えている場合、届けるユーザーのターゲット層を特定していると思われます。ターゲット層では最も多くの再生回数が見込まれますが、動画を埋め込むことで自分の興味に合ったコンテンツだったのにも関わらず、その存在を知らなかった新規のターゲットを取り込むことができると思います。

ブログやメルマガが主な埋め込み先となり、新規のユーザーのコンテンツを表示できる有効な方法となっています。

11, 他のプラットフォームで動画を宣伝

YouTubeの他にも利用しているSNSアカウントがある場合は、それを積極的に活用しない手はありません。新しい動画のお知らせをInstagramのストーリーズで共有したり、TwitterやFacebookでリンクやクリップを共有することは重要です。前述しましたが、他のプラットフォームでも再生回数もYouTubeの再生回数にカウントされまうす。

12, 最新トレンドの活用

YouTubeのトレンドを取り入れることは、動画の再生回数を伸ばすために非常に有効な手段とされています。必ずしも今日流行っているYouTubeのトレンドを取り入れたコンテンツを作成する必要があるという意味ではありませんが、どのような種類の動画がユーザーに支持をされているかを確認しましょう。ユーザーが関心を示していると思うコンテンツを作成し、ユーザーに価値を提供することで、再生回数の上昇が見込まれます。

このようにニーズを知るだけでなく、単純にトレンドを取り入れたほうが、YouTube内でレコメンドされやすくなります。YouTubeはレコメンド機能が強いプラットフォームですので、この機能を使わない手はありません。

なおトレンドを知りたい場合は急上昇の動画一覧を定期的にチェックしてもいいかもしれませんね。

https://www.youtube.com/feed/trending?bp=6gQJRkVleHBsb3Jl

13, 関連性のあるコンテンツ制作に集中する

トレンドを活用することは再生回数を増やす上では重要ですが、自分たちのチャンネルのトピックを無視してはいけません。

関連性のないコンテンツで埋め尽くされてしまったYouTubeチャンネルでは、再生回数が増えたとしても、根本的にファンを獲得することはできません。コンテンツの一貫性がなく、手当たり次第に配信をすればユーザーからの信用を失い、YouTubeのアルゴリズムも自分たちのチャンネルの専門分野を認識できなくなります。現在のトレンドを生かした上で既存のコンテンツに合った動画制作を心がけましょう。

また、映像の質よりも、内容に重きを置くことが大切です。YouTubeの調査によると、ユーザーが視聴する動画を決める際に、関心の高い内容であることは、動画のクオリティ(映像や画質)よりも1.6倍、有名なタレントの出演よりも3倍も重要であることが明らかとなりました。

従って、制作可能な最も価値のあるコンテンツは、多額の予算を投じたものではなく、視聴者のニーズに合わせたものだということです。視聴者が今、何を求めているかという需要を把握することで、それを理解して動画にすれば再生回数を伸ばすことが容易となります。

14, 類似のチャンネルとコラボをする

コミュニティはYouTubeを代表する魅力の一つです。ゲーム動画やエクササイズのクラスなど、YouTubeではあらゆる種類のクリエイターが存在します。自分たちのチャンネルと類似のコンテンツを制作しているYouTuberとコラボすることは、再生回数を伸ばすうえで有効とされています。

コラボでは自分たちのチャンネル用と相手のチャンネル用の2つの動画を制作することが一般的です。この2つの動画をそれぞれのチャンネルでアップすることで、お互いの視聴者層から注目を集めることができます。

自分たちのチャンネルで扱うトピックに沿ったチャンネルとコラボをしたい場合は、新しい視聴者は既に自分たちのチャンネルに関心を示している可能性が高く、コラボをすることでチャンネル登録を促進できます。また、これは多くのコンテンツを制作するための有効な方法の一つであり、コンテンツが増えれば自然と再生回数も伸びます。

15, 適切なタイミングで投稿する

基本的には19時~21時ころに投稿するのが、日本では正しいとされています。夜の寝る前などに視聴するユーザーが多いからですね。毎回同じ時間に動画を投稿することで、ファンに視聴を習慣化させたいところです。

16, 複数のチャンネルでアプローチする

一つのチャンネルに複数の要素を入れてはいけません。例えばプロ野球を解説するチャンネルなら、プロ野球だけにするべきです。他の競技について語るのはもってのほかです。例えば野球ゲームを取り扱う場合も、別チャンネルにするべきです。

17, チャンネル登録者が毎回見れる動画作りを意識する

また注意するべきことは、毎回同じプロ野球を取り扱っても、今回が阪神タイガースの動画、前回が読売ジャイアンツの動画、と単一テーマの企画の場合、巨人ファンは阪神の動画を見る気が起こりませんし、その逆もしかりです。

ですので基本的に全球団のファンが見たくなるような、全要素を含んだ動画を毎回投稿することで、ファンの視聴を習慣化させるのが、YouTube攻略の王道です。

もちろんどこかの球団でビッグトピックが起こり、全球団のファンが興味を示しているようなら、その限りではありません。あるいは「巨人が負けた場合のみ、全球団のファンが興味を示す」など、ジャンル特有の事象もそれぞれあるので、それはチャンネルを運用しながら気づいていきたいところです。

18, モバイル視聴者向けに最適化する

YouTubeの視聴時間のうちの70%がモバイルデバイスとされており、そうした視聴者が楽しめるコンテンツ制作をしましょう。

モバイルで視聴するYouTubeのユーザーに満足してもらうには、様々なモバイルデバイスのアスペクト比に適した動画を制作しましょう。注意すべきは小型デバイスでも、動画のタイトルとサムネイルがはっきりと表示されるように工夫し、終了画面カードで他の動画の視聴を促進します。

19, 根気強く取り組む

担当者であるならば、誰もが制作したコンテンツの拡散力や即効性を求めると思います。運が良く、短期間で成果をあげられるケースもありますが、YouTubeで再生回数を増やすためには多くの場合は時間と忍耐力が必要です。何故ならTiktokなどは1本目の動画からバズるようにできていますが、YouTubeは広告が表示されるなど、クライアントが関わっているプラットフォームなので、あらゆる面で慎重です。長く良い動画をアップしていないと伸びないような仕組みになっています。

忍耐に関しては具体的にアドバイスできることは少ないですが、前述してきたことなどを実践することで再生回数の上昇を促し、チャンネルを成長させることができるようになるでしょう。

20, 可能なら毎日投稿する

基本的に定期的に投稿すれば、YouTubeのアルゴリズム的には良しとされており、頻度は重要ではありません。ただし単純に、打席に多く立ったほうが、ユーザーの目に止まる可能性はでてくるため、毎日投稿できるならしたほうが良いです。

21, バズる動画を作る

YouTubeでは一度バズるとその後のインプレッションが伸びる傾向にあるので、毎日80点の動画をあげるよりも、60点の日もあっていいので、100点を狙いに行く日も作ったほうがいいかもしれません。

22, 編集を丁寧に

YouTubeでは動画視聴維持位率の高い動画をどんどんレコメンドする傾向にあります。ですのでカットを多くいれて動画のテンポを高めつつ、テロップを入れることで聞き逃しを防ぎ、効果音やエフェクトで飽きさせないようにしましょう。BGMをまめに変えて、定期的に画角をズームするだけでも、かなり雰囲気は変わります。

他にもYouTubeに適した編集は様々ありますので、トップYouTuberの編集を参考にしてみてください。

最後に

以上がYouTubeで再生回数を上げる方法でした。皆さんのチャンネル制作の参考にしてみてください。もし何かYouTube運営に関する不明点などあれば、YouTubeチャンネルの制作を行っている弊社、株式会社Luaazにお気軽にご相談くださいませ。

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LuaaZ広報部

LuaaZ広報部です。LuaaZに関する様々な情報や、YouTubeチャンネル成長に役立つ情報などをお届けいたします。

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