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2022.03.31 YouTube戦略

YouTubeの視聴回数が増えない時に見直すべき本当に大事なポイント

YouTubeの視聴回数が増えない時に見直すべき本当に大事なポイント

YouTubeは簡単に視聴数が伸びるプラットフォームではありません。他のSNSに比べて拡散性の低いという特性があることが原因です。そのためインターネットで様々な記事を調べて、伸ばすコツを取り入れても、それでも視聴回数が増えないということが多々あるのではないでしょうか。ただ現状、インターネットに出回っている記事の中には、信憑性の怪しいような情報も多々あります。そこで今回は、様々な間違えているネット上のYouTubeに関する誤解を解いていこうと思います。

SEO対策するべきか

1. そこまでYouTubeでSEOは重要ではない

従来、インターネット上でウェブサイトを強くするためには、SEO対策は必須です。検索面での継続的な流入を無視して、ウェブサイトを伸ばすことは難しいからです。このウェブでの当たり前をYouTubeにも適用し、様々なサイトでYouTubeにおけるSEOを重要視するような言論を見かけますが、これらは正しいとは言い切れません。

というのもそもそもYouTubeはレコメンド機能からの流入が多いプラットフォームです。実際、読者の皆さんも検索よりも、ホーム画面からなんとなく動画を閲覧することが多いのではないでしょうか。ですので、まずはYouTubeにおいて検索流入対策は、ウェブサイトほど重要ではないのです。

ただしもちろん全く意味がないことではありません。例えばガジェット紹介系のチャンネルなど、時事性の低い情報チャンネルなどは検索流入が多くなりがちです。逆にスポーツなど情報の消費期限が短いようなジャンルだと、一定、検索からの流入はありますが、ウェイトはそこまで重くはなりません。

話を戻すと、このように一部情報系チャンネルなどでは、検索流入が一定発生するので、その場合は検索キーワードなどを意識する必要があります。

2. 検索キーワードに関するTIPS

そしてできることとしてはまずタイトルに想定しているキーワードをいれる。これが一番クリティカルです。他にも概要欄、ハッシュタグ、タグなどに設定することも効果があるとされていますが、タイトルほどではなく、そこまで重要ではありません。

タイトル以外で重要なところでいうと、コメント欄に他のユーザーから書き込まれたコメントのキーワードなども検索面に影響を与えると言われています。

3.検索キーワードより重要なアルゴリズム

このように検索キーワードを選定して、タイトルにいれることは重要ですが、原則的にVSEOでできるのはこの程度です。あとはSEOのようにテクニカルに対策できることはほとんどあります。あとはYouTubeのアルゴリズムに従って、粛々と良いコンテンツを作るのみです。

ちなみにこのアルゴリズムの観点で重要なのは以下の通りです。

  • 定期投稿をする
  • 視聴維持率(時間)を高くする
  • コメント、高評価、低評価などエンゲージメント数増やす
  • 企画にトレンドや王道の内容を入れ込む
  • 外部メディアからの流入を作る

上記を意識することで、YouTubeのアルゴリズムから評価を受けるようになると、ホーム画面など様々な面でインプレッションしてもらえるようになるだけでなく、検索面上でも上位にあがってくるようになります。

再生リスト、終了画面に動画を設定するべきか

再生リストを作って様々な動画をユーザーに見やすくすることは、無駄ではありません。終了画面に動画を設定することも同様です。ただし何かを劇的に変えるような変化を生むものでもないので、効果としては大きくはないかもしれません。

再生されやすい時間帯に投稿するべきか

ただしYouTubeでも深夜帯などあまりに見られないタイミングに動画をアップすると、初動で見られなさ過ぎるので、その後もインプレッションされにくくなります。ですのである程度、見られやすいタイミングに動画をアップしたほうがいいことも確かです。

ただ投稿時間帯などはTwitterなどのタイムライン機能が強いようなプラットフォームだと重要です。特に、今のようにオススメツイート順ではなく、時系列でツイートが並んでいた頃のTwitterはタイミングが命といっても過言ではありませんでした。例えばサッカーの試合についてツイートするなら、試合中よりも、試合が中断して手持ち無沙汰になるためスマートフォンを触るユーザーが多いハーフタイムの時間帯などが望ましいです。

しかしYouTubeではレコメンド機能が強いため、結局、良い動画は伸びます。他のプラットフォームほどタイミングは重要ではないかもしれません。

高評価を集めるべきか

高評価を集めたほうが動画の視聴回数は伸びます。しかし厳密に言うと、高評価だけでなく、低評価でも、チャンネル登録でも、コメントでも、共有でも、ユーザーのアクションはどれも1とカウントされるので、「高評価が」重要というわけではありません。

実際、炎上したYouTuberの謝罪動画などは低評価も大量に集まりますが、視聴数は増えています。これは低評価も1エンゲージメントとカウントされているため、アルゴリズム的にはプラスとなっているからです。

YouTubeのアルゴリズムを考えれば、実は高評価だけでなく、場合によっては低評価も推奨したほうが、動画は伸びます。

最後に

以上がYouTubeに関する一部の誤解の是正になります。もし他に不明点などあれば、YouTubeのコンサルを行っている弊社にお気軽にお問い合わせくださいませ。

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LuaaZ広報部

LuaaZ広報部です。LuaaZに関する様々な情報や、YouTubeチャンネル成長に役立つ情報などをお届けいたします。

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