【チャンネル開設からどのぐらいで伸びる?】YouTube登録者数伸び率の実例集

【チャンネル開設からどのぐらいで伸びる?】YouTube登録者数伸び率の実例集

YouTubeの運営をスタートさせたばかりでは、登録者数を伸ばすことは容易ではありません。この記事では「海外のスポーツにまつわるニュースの解説について投稿しているYouTubeチャンネル」の例を参考にしながら、どのようなアクションをすると再生回数やチャンネル登録者数が伸びるのかというのを実例を交えて解説してきます

▼最初の関門である登録者数「100人」

YouTubeに限らず、他のSNSなども運用していない場合、いきなり多くの登録者数を獲得することは非常に難しいどころか不可能に近いです。当然ですが、チャンネル登録者数を増やすためには、多くの人に認知してもらわなければいけません。面白い動画を制作することも重要ですが、多くの人に認知してもらう機会を増やすことも大切です。

≪開設後の登録者数の変化≫

この「海外のスポーツにまつわるニュースの解説について投稿しているYouTubeチャンネル」の投稿主は、YouTubeチャンネルを運営する以前からTwitterで数千人のフォロワーがいました。YouTubeチャンネルの開設を数千人のフォロワーに対して告知したこともあり、チャンネル登録者数はあっという間に100人を超え、チャンネル開設から1週間で160人の登録者数を獲得しました。

YouTube以外の媒体でも多少の影響力があった方が、スタートダッシュを決めるには有利です。

一方で数千人のフォロワーが他のプラットフォームにいても、大半のユーザーはすぐにチャンネル登録してくれるわけではありません。実際、このチャンネルでも数千人のフォロワーがいるにもかかわらず、160人しか初動では登録に至っていません。

もちろんTikTokなど、YouTubeと相性のいいSNSがあるのも確かです。有名TikTokerは、TikTokに載せる動画を、YouTubeショートに転載するだけで、ある程度のチャンネル登録数を確保するような事例もあります。

そういう意味では、もし企業チャンネルなどで、新しく演者を準備してチャンネルを設立する場合は、まだYouTubeをしていないTikTokerは狙い目かもしれません。なお、SNS上での影響力が何もない状態でチャンネルの運営をはじめる場合、100人超えるのに2~3ヶ月かかるようなこともざらにあります。

もちろん企画で初動からバズらせられる可能性もありますが、このあたりは企画の専門家でなければ簡単ではないかもしれませんね。

▼一番初めに伸びた動画

≪一番初めにのびた動画の再生回数≫

YouTubeチャンネルを開設してから約1ヶ月後、1日で1527回の再生回数を叩き出した動画が誕生しました。この動画は合計4000回近く再生されるなど、YouTube開設から1ヶ月で最も伸びた動画となっています。この動画がそれまでに投稿していた動画の再生回数を大きく上回った理由として考えられる点はいくつかあります。

1つ目は日本でも人気のあるチームについて解説した動画であったということです。需要のあるチームを深掘りするということは、そのチームのサポーターの多くが興味を惹く内容です。このように人気のあるものや流行しているものについて、深掘りをしていくという動画には多くの需要があります。

2つ目の理由は出演者の1人がそのチームのファンであったということです。誰もが自分の好きなものを紹介するときは「多くの人に知ってほしい!」という気持ちになって、いつも以上に熱量がかかりますよね。その熱量が視聴者に伝わったというのも動画の再生回数が伸びた理由として考えられます。

YouTubeは演者の熱量や近さにファンがつくと言われています。ですので皆さんが動画を作る場合はこのように、自分がもっとも好きなものを専門にして、毎回熱く語るような動画が一番よいかもしれませんね。

≪新規ユーザーが増えたことを証明するデータ≫

こちらのグラフを見てもこの動画が多くの新規のファン獲得に繋がったということがわかると思います。「緑のグラフ」が「既にチャンネル登録」している人の数で、「青のグラフ」が「未登録」の人の数を表しています。

≪この動画による登録者数の増え方≫

その結果、11月1日に投稿する以前は364人の登録者数だったところが、わずか10日で70人も増加しました。多くの新規ユーザーを獲得したことがこの結果に繋がりました。

▼毎日投稿をスタート

≪毎日投稿による継続した再生回数の獲得≫

こちらのチャンネルの投稿主は、年明けから毎日投稿をスタートしました。それまでは週に3、4回の投稿でしたが、毎日投稿を始めたことで継続してある程度の再生回数を獲得することができました。

毎日投稿をすると、単純にバズる可能性を高めることになります。それは単純に打席に何回も立つため、バットをふる回数が増えるという意味合いもありますし、知見も溜まりやすいです。またなにより、「毎日投稿=頑張っている」なので、視聴者から応援されやすいという意味合いもあります。

▼同ジャンルの人気YouTuberとコラボ

≪コラボによる再生回数の急増≫

チャンネルを開設してから約2ヶ月後、このチャンネル同様に「海外のスポーツにまつわる話」をYouTubeに投稿している方々とのコラボが実現しました。自分たちのチャンネルより大きな影響力のあるチャンネルとコラボしたことで再生回数、チャンネル登録者数がこれまでにない勢いで急増しました。

≪新規ファン≫

再生回数はコラボ前と後でおよそ7倍、登録者数も一気に100人以上増え、似たようなジャンルのチャンネルとコラボする効果がすぐに出た形となりました。こちらのグラフを見ればチャンネルに新規ファンが多く訪れていることがわかると思います。コラボ前は「登録済みの視聴者」である「緑のグラフ」と「未登録」の「青のグラフ」が重なっていましたが、コラボ後は明らかに「青のグラフ」の数値がかなり上昇しており、「未登録」のファンが増えているということがわかると思います。

≪コラボによる登録者数の急増≫

多くの未登録(≒新規ファン)を獲得したことで順調に登録者数は増え、このコラボから約1週間後にはYouTubeを運営する上で最も重要な「チャンネル登録者数1000人」超えを達成しました。

▼日本人選手の大一番での活躍について語ったところ…

≪再生回数≫

前述したコラボ後も毎日投稿を続けたことで常に2000〜3000回の再生回数を得ることができました。そして大きな反響があったコラボから1ヶ月後にこのチャンネルで最も伸びた動画が誕生しました。

その動画は「日本人選手の大一番での活躍」について語った内容でした。鮮度があり、日本国内でも大々的にニュースとして取り上げられていたこの話題を取り扱ったところ、多くの反応が寄せられ、再生回数も初めて1万回を超えました。

≪新規ファンの獲得について≫

前述した通り、日本でも話題となったこともあり、6721名のチャンネル未登録がこの動画を視聴しました。全員がチャンネル登録をしてくれるわけではありませんが、新規のファンを獲得することに成功しました。

▼リブランディングで一気に5000人へ

と、このように地道に動画をアップしていた本チャンネルですが、やや伸び悩んでいたこともあり、一度、チャンネルを休止して、リブランディングの計画を立てました。そして弊社でも取り扱っている、YouTubeでも人気企画に関して解説するチャンネルに大きく切り替えたところ、この変化です。

これまでは1本の動画でのインプレッション数は2~3万回、視聴数2000回前後でしたが、リブランディング後動画をアップすると、1本で約60万回ものインプレッションを記録し、視聴数も5万回を超えました。

このように地道な動画投稿でも着実にチャンネルは伸ばすことはできますが、YouTubeを専門としている企業の力を使ってブーストさせると、一気にこれだ苦しんでいたチャンネルを伸ばすことができる結果になりました。

このチャンネルは今ではチャンネル登録数は5000人を超え、着実にチャンネルを成長させています。ここまでの急成長ややや極端な例かもしれませんが、根底にある企画を変えるだけで、ここまでチャンネルを成長させられるという好例ではあります。

▼まとめ

このようにチャンネル登録数を増やすには、SNSなどの外部流入、熱量のあるトークテーマ、地道な毎日投稿、人気チャンネルとのコラボ、そして、トレンドをおさえるなどが重要になることがわかります。

まだYouTubeの仕組みに関して不明点があればプロフェッショナルに専門するのも一つの手です。もし何かお悩みの点などありましたら、企業チャンネルの設立や運営、YouTuberのマネジメントなどを行っている株式会社Luaazにぜひご相談くださいませ。

記事を書いた人

Luaaz編集部

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