YouTubeアナリティクス見方・分析の観点とは?チャンネル戦略と合わせて紹介

YouTubeアナリティクス見方・分析の観点とは?チャンネル戦略と合わせて紹介

YouTubeにはアナリティクスというGoogle独自の分析ツールが提供されており、YouTubeチャンネルを成長させるため、日々このアナリティクスを運営者は日々チェックしています。視聴数やチャンネル登録数の増減に一喜一憂することもありますが、アナリティクスを活用してチャンネル登録数を増やしていくには、何をチェックして、どうアクションしていけばいいのか。今回はYouTubeのコンサルを行っている株式会社Luaazの見解を用いて解説していきます。

■ YouTubeアナリティクスのログイン方法

1. 自身のYouTubeのアカウントにログイン

2. ホームの画面から、右上のアイコンを選択し、YouTubeスタジオをクリック

3.チャンネルダッシュボードの画面から、左側にある「アナリティクス」をクリック

4. 概要・リーチ・エンゲージメント・視聴者・収益の項目があるので内容をチェック

5.右上にある詳細モードをクリックすると、より詳細なアナリティクスを確認できます。レポートはダウンロードすることも可能で、右上にあるダウンロードのボタン(下矢印マーク)をクリックします。パラメータを設定し、Googleスプレッドシートまたは.csvファイルを選択してダウンロードを開始しましょう。

■ YouTubeアナリティクスを見る上で知っておくべき機能と用語

YouTubeに内蔵されている分析ツール「YouTube Studio」を使用することで、ほとんどのデータを分析することが可能です。しかし、シンプルに数字を確認するだけでは、チャンネルの成長は見込めません。

ここからはYouTubeアナリティクスで確認すべき指標とポイントについて解説していきます。

・概要

「概要」は、チャンネルの視聴回数や総再生時間などチャンネル全体のデータを確認することができる場所です。過去28日間の動画パフォーマンスやリアルタイムのアクセスなどを確認できます。期間を絞ったデータを算出することが可能なので、その期間の総再生時間、チャンネル登録者数、動画ランキングなど、それぞれの数値がどのように増減しているか確認しましょう。

「概要」タブからは、以下の指標を確認することができます。

 ・視聴回数

指定した期間内のチャンネルや動画の正式な視聴回数です。アイコンにマウスポインタを重ねる、またはクリックすると、正式な視聴回数とチャンネルビューの平均値を比べることが可能です。

・総再生時間

指定した期間内に、自身のチャンネルの動画が視聴された「合計時間」を示しています。

・チャンネル登録者数

チャンネルを登録しているユーザー数のことです。選択した期間内の登録者の増減を確認することができます。この数値を平常時の登録者数と比較することでチャンネル全体の成長率を確認できます。

・人気の動画

指定した期間内での視聴回数を通じて、再生回数が高い動画や高評価を多く受けた動画を確認できます。期間を指定すると、これまで投稿した動画の中から、期間内で一番パフォーマンスが良い動画を見つけることができます。

・リアルタイム

YouTubeに投稿された最新の動画の視聴回数のことです。60 分と48時間以内の2種類のデータが確認できます。このデータを確認することによっYouTubeプレミアやYouTubeライブなどを含む、チャンネルで公開された動画のパフォーマンスを分析することができます。加えて、拡張アナリティクスレポートを利用すると、60分と48時間の動画パフォーマンスを比較して確認することもできます。

チャンネル登録者は、非チャンネル登録者に比べて、2倍の量の動画を視聴します。チャンネル登録者の再生時間が総再生時間に対して割合が少ない場合は、動画自体がユーザーの求めているコンテンツとの乖離があるかもしれません。ユーザーの需要を理解し、より一貫性のある投稿を行った方が良いでしょう。

・視聴者

「視聴者」タブでは、チャンネルを訪問したユーザーについて理解を深めるための指標を確認するために活用します。どのような人がチャンネルを訪問し、動画を視聴しているかを確認し、今後の動画戦略で活かしましょう。

 ・リピーター

過去にこのチャンネルを視聴したユーザーの中で、指定した期間の内に再び訪問し視聴したユーザーの数を示したものです。

・ユニーク視聴者数

指定した期間の内に、動画を視聴したユーザーの推定数を示します。チャンネル視聴者数とは異なり、同一人物が違うデバイスで視聴しても「1人」の視聴者として数えられるので、注意が必要です。

・チャンネル登録者数

自分のチャンネルに登録しているユーザー数を示しています。動画を視聴し終わった後にチャンネル登録された数のことで、この指標はコンテンツが視聴者に魅力的に写っているかを示す最も強力な指標でもあります。

・視聴者が YouTube にアクセスしている時間帯

ユーザーが過去28日間の間で自分の動画に滞在している時間帯をグラフで示しています。

・このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル

ユーザーが過去28日間に他のチャンネルで繰り返し再生した動画を把握することができます。

・チャンネル登録者の総再生時間

自身の動画の視聴者をチャンネル登録者と非登録のユーザーで区別した総再生時間を確認できます。

・ 視聴者が再生した他の動画

ユーザーの全デバイスにおけるこのチャンネル以外での過去7日間のオンラインアクティビティを表示したものです。

・「年齢と性別」・「上位の地域」

年齢と性別は、”総再生時間”に影響している年齢と性別を表したものです。上位の地域には総再生時間が最も長いユーザーが居住している地域が表示されます。

・「字幕の利用が上位の言語」

視聴しているユーザーが使用している字幕言語の割合が示されます。

■アナリティクスを見る上で抑えておくべきポイント

・ポイント1

「視聴者が YouTube にアクセスしている時間帯」を認識することで、視聴者がYouTubeにアクセスしている時間帯を把握することが必要です。動画を投稿する時間をアクセスが見込める時間にアップしたり、コミュニティの形成やライブ配信の予定などの設定に役立ちます。

ポイント2

「このチャンネルの視聴者が見ている他のチャンネル」や「視聴者が再生した他の動画」は、狙いどころとなるユーザーの興味がある動画やチャンネルを理解することができるので、新しいジャンルの動画作成のトピックやキーワード、サムネイルアイデアなどを探す時に便利です。ユーザー数を伸ばしたい時の強力な手段である「他チャンネルとのコラボレーション」にも役立つのではないでしょうか。

・ポイント3

「年齢と性別」は少なからず意識したほうがいいでしょう。その層にあわせた企画を考えるべきですし、編集の雰囲気も年齢や性別にあわせたほうがいいかもしれません。

・ポイント4

そしてもっとも重要なのが「視聴者があなたを見つけた方法」です。つまり流入経路(トラフィックソース)です。

非常に重要なポイントなので詳しく説明していきます。

■ YouTubeの流入経路

YouTubeチャンネルを成長させる上で重要なことは、YouTube内でのインプレッションを増やすことです。YouTubeは非常に巨大なプラットフォームなため、このプラットフォームパワーを利用して新規の視聴者との接点を作り、ファンを増やし、チャンネル登録数を増やすことで、ベースとなる視聴数を上積みしていくことが、チャンネルの成長に繋がります。

それが「ブラウジング機能」と「関連動画」の項目です。

しかし闇雲に運用していても、このインプレッション数は増えていきません。そこでまず、みなさんが正しいYouTube運用ができているかどうかを知る上で、見るべき項目がYouTubeのアナリティクスにはあります。

何故これが重要かというと、この2項目に関して一定条件を満たしていることが、YouTubeのアルゴリズムに「良いチャンネル」と認識されているかどうかの判別方法だからです。

いきなり聞いたことがない言葉が複数出てきたと思うので、一つずちつ解説していきます。

■ YouTubeのアルゴリズムとは

YouTubeのアルゴリズムとは、要するに、YouTube上での良し悪しを判別するルールみたいなものです。YouTubeはそのルールに則って、様々な動画やチャンネルを良い動画、良くない動画に判別して、多くの、そして最適なユーザーにレコメンドするかどうかを決めています。

そのためYouTubeのアルゴリズムに「人気な動画・チャンネル」として認知されていると、トップページなど多くのユーザーの目に触れるような場所をはじめ、多くの場所に動画を表示してもらえます。一方で良い動画であると認知されていない状態だと、トップページや関連動画などで表示されないので、新しい視聴者の目にふれることがありません。結果的にチャンネル登録数も増えず、視聴数も増えません。そのため何よりも重要なのはアルゴリズムに良い動画、良いチャンネルであると認知してもらうことが重要です。

■ ブラウジング機能と関連動画

そしてアルゴリズムに良いチャンネルと認識されているかどうかを判別する指針、が「ブラウジング機能」と「関連動画」の項目です。

「ブラウジング機能」と「関連動画」とは、Youtubeのアナリティクスの中に、リーチというページがあります。そのページ内のトラフィックソースという項目内に「ブラウジング機能」と「関連動画」があります。

この「ブラウジング機能」とは、PCの場合でいうと、YouTubeトップページのサイドバーにある「ホーム(トップページと同じページ)」「探索」「履歴」「ライブラリ」「後で見る」「高く評価した動画」などのページから、動画にたどりついた視聴者をブラウジング機能から来た視聴者とYouTubeは分類しています。

スマホアプリの場合は画面下部に、「ホーム」「探索」「登録」「ライブラリ」などのタブがありますが、これらのページから皆さんの動画にアクセスしてきた場合も、ブラウジング機能からアクセスした視聴者とYouTubeは認識しています。

次に「関連動画」とは実質、「チャンネル内に滞在する維持率」を意味します。というのも皆さんの動画ページにおける関連動画や概要欄に掲載されているページから、皆さんの動画を再び再生した場合、「関連動画」からの流入にカウントされるからです。もちろん他のチャンネルにおける動画から遷移してきた場合も「関連動画」にカウントされるのですが、同じチャンネル内の遷移の方が多いので、実質的には「チャンネル内に滞在する維持率」を意味します。

■ 既にアルゴリズムに「良いチャンネル」認知されているか見分ける方法

それは「ブラウジング機能」と「関連動画」からの流入が全体の7割を超えている場合、そのチャンネルはアルゴリズムに質の高いチャンネルと判別されている証拠です。

例えば、某人気少年漫画の解説をしているチャンネルの月間インプレッションは1.4億回あり、月間視聴回数が588万回あるのですが、このチャンネルにおけるトラフィックソースの「ブラウジング機能」と「関連動画」の合計が70%も超えてますよ。

ただこのような大手チャンネルにも、インプレッションが少なかった時期はありました。その頃の大体はYouTube検索やチャンネルページからの流入が大半でした。なので初期段階はそこまで気にしなくとも大丈夫です。

■ アルゴリズム認知までの一般的な期間とは

およそ3ヶ月から半年と言われています。なので1~2ヶ月でチャンネル運営を諦めるのではなく、最低半年~1年は粘り強く試行錯誤していくべきです。

では具体的なデータを見ていきましょう。

例えばアニメファン向けチャンネルの最初の2月半頃の、2020年1月のアナリティクスを見ると、まだ「YouTube検索」が55%ぐらいあります。逆に「ブラウジング機能」と「関連動画」の合計は13%ほどしかありません。そのためインプレッション数も5.6万と少ない数字になっています。

ただ翌月の2月には「ブラウジング機能」と「関連動画」の合計が57%を超えています。加えてインプレッション数も見てみると、5万6千から28万6千までぐっと増えています。このようにインプレッション数の増加はブラウジング機能と連動しています。

その翌月の2020年3月を見ると、前月比およそ10倍の239万インプレッションになっており、「ブラウジング機能」と「関連動画」が一気に伸びて全体の70%を超えました。

このようにアルゴリズムに良いチャンネルと認知されると、「ブラウジング機能」と「関連動画」で表示される回数が増えて、インプレッションが増えるのです。

では具体的に、日々どのようなアクションを起こせば、良いチャンネルとアルゴリズムに認識してもらえるのでしょうか。

■具体的なアクション

1,定期投稿を習慣化

人気のチャンネルは定期的に動画を投稿していますよね。

例えば半年で登録者数が30万人に達したあるチャンネルでは、毎週1本のみしか投稿していません。ただし毎週土曜日の18時に必ず動画をチャンネル上に上げるというルールがあります。すると問題なくインプレッションは上がっていきました。頻度ではなく定期投稿が重要です。

ただこれはあくまでもアルゴリズムからの判定の話であり、毎日投稿したほうが、ユーザーの目にふれる機会も増えるので、当然、加速度的にチャンネル登録数は増えていきます。ですので可能な範囲で高頻度で、定期的に投稿していきたいところです。

2,外部流入を増やす

YouTube以外のSNSで多くのフォロワーを抱えていると、アルゴリズムに認知されやすくなります。

例えばInstagramのフォロワーが8万人いるとあるインフルエンサーを起用したYouTubeチャンネルの場合、アルゴリズム認知がはやく、最初の1週間ではYouTube検索と外部が中心で合計1.8万インプレッションしかありませんでした。ただし翌週を見てみると「ブラウジング機能」からの流入が40%を超え、合計58万インプレッションに到達したというデータもあります。

要するに外部から流入させることができるほど、影響力のあるチャンネル運営者であることは、YouTube的にも質の高いチャンネルと判定する上での判断材料になっているのだと思います。

そのため例えば企業チャンネルがYouTubeチャンネルを作る場合は、もちろん有名な芸能人を起用することも一つの選択肢かもしれませんが、もし彼らがSNSアカウントなどを持っていない場合はいくら有名でも、効果的ではない場合が多々あります。

3,クリック率の高いサムネイル画像を設定する

いくらインプレッションしてもクリック率が低い動画だと、YouTubeは評価を下げます。どうせ表出させるなら、クリック率の高い動画を表出したほうがユーザーフレンドリーですよね。YouTubeとしても、ユーザーに「面白くない」と思われて、YouTubeから離脱されることは避けたいのです。そのためチャンネル運営者としても、共感、好奇心などを刺激するような、サムネイル画像を設定する必要があります。

4,動画視聴時間を伸ばす

YouTube側では、実は再生回数よりも視聴時間を重要視しています。視聴時間が短いような動画やチャンネルだと、YouTube側からの評価は下がってしまいます。結果、インプレッションも伸びない結果になります。

そのためできるだけ視聴者を飽きさせない企画や構成、あるいは写真や効果音などを多く挿入する編集の丁寧さで、長く見てもらえる動画を作っていく必要があります。動画尺によって変動するので一概には言えないので、あくまで一つの基準ですが、視聴維持率が30%を切っている動画は、視聴時間の短い動画とされています。逆に50%を超えている動画は視聴時間の長い動画と言えるでしょう。

5,動画に反応してもらう

高評価ボタンや低評価ボタンのクリック、コメント、共有、など動画に対する反応してもらうことが重要です。

どの反応であれ、YouTube側は「1エンゲージメント」としてカウントしており、このエンゲージメント数が増えれば増えるほど、良いチャンネルとしてアルゴリズムに認知され、インプレッション数が伸びていく仕組みになっています。

なおこの場合、低評価も1つのエンゲージメントとカウントされるので、時には賛否両論の内容を公開しても、YouTube的には評価を上げることになります。

逆にいうと高評価率が低いことに一喜一憂する必要はありません、むしろ、高評価数、低評価数など、エンゲージメント数をチェックする必要があります。

●ブラウジング機能以外の主なトラフィックソース

①各トラフックソースの定義

なおこのようにトラフィックソースの中で特に重要なのは、ブラウジング機能と関連動画ですが、もちろん他にも様々なトラフックソースがあります。それぞれ項目に関してGoogleが定義した内容は以下になります。

チャンネル ページ:自分の YouTube チャンネル、他の YouTube チャンネルからのトラフィックです。

キャンペーン カード:コンテンツ所有者のキャンペーン カードからのトラフィックです。

終了画面:クリエイターの終了画面からのトラフィックです。

YouTube ショート:YouTube ショートの縦長表示動画からのトラフィックです。

通知:チャンネル登録者が受信した通知やメールからのトラフィックです。

その他の YouTube 機能:他のどのカテゴリにも当てはまらない YouTube 内のトラフィックです。

再生リスト:自分の動画の 1 つが含まれる再生リストからのトラフィックです。自分の再生リストの場合もあれば、他のクリエイターの再生リストの場合もあります。ユーザーの「高く評価した動画」と「お気に入り」の再生リストからのトラフィックも含まれます。

[リーチ] タブの「トラフィック ソース: 再生リスト」カードに、動画へのトラフィックにつながった再生リストが表示されます。

関連動画:他の動画の横や他の動画が再生された後に表示される関連動画と、動画の説明内のリンクからのトラフィックです。[リーチ] タブの「トラフィック ソース: 関連動画」カードに、トラフィックにつながった特定の動画が表示されます。

動画カード:他の動画のカードからのトラフィックです。

YouTube 広告:動画が YouTube で広告として使用されている場合は、トラフィック ソースとして「YouTube 広告」が表示されます。

10 秒以上の長さのスキップ可能な広告が 30 秒以上または最後まで視聴された場合に、視聴としてカウントされます。スキップ不可の広告は、YouTube アナリティクスでは視聴としてカウントされません。

YouTube 検索:YouTube 検索結果からのトラフィックです。[リーチ] タブの「トラフィック ソース: YouTube 検索」カードに、特定の検索語句が表示されます。

YouTube サービスのページ:YouTube サービスのページからのトラフィックです。

https://support.google.com/youtube/answer/9314355

これだけではやや不明な部分もあると思うので、補足をしていきます。

②チャンネルページの補足

これは皆さんの動画が一覧で乗っているチャンネルページや、ユーザーがチャンネル登録すると表示される「登録チャンネル」のフィードなどからアクセスされた場合はここにカテゴライズされます。

加えて例えば他のYouTuberが「投稿」機能を活用して皆さんの動画を紹介し、その投稿経由でみなさんの動画にアクセスした場合もチャンネルページからのアクセスという枠組みに入ります。

③YouTube ショートの補足

これは2021年から新しく始まった機能であるショート動画機能によって皆さんの動画にアクセスしてきたユーザーを、この項目に分類しています。ショート動画とはTikTokのように縦長画面かつ1分未満という短尺動画が次々と流れてくる機能です。しかし気をつけなければならないのは、このショート動画は他の動画とは違う点があります。

というのも基本的に従来の動画では、ホーム画面やチャンネルページなどに、サムネイル画像が表出されて、それをクリックして初めて動画が再生されはじめる流れになります。

ただショート動画の場合は、スマートフォンアプリでいうと、画面下部の「ショート」というタブをクリックすると、ユーザーが選ぶことはなく、自動で動画が流れてきて、スワイプすることで他の動画に移動していくユーザー体験になっています。

そのためインプレッション数=視聴数であり、ショート動画に関してはインプレッションのクリック率が常に100%になります。そのため後になって、自分のチャンネルのインプレッション数が大きく増えていないのに、視聴数だけ伸びている場合は、このショート動画が影響している可能性があります。

ショート動画も数多く投稿しているチャンネル運営者は以上のことを念頭にいれた上でチャンネルの分析を行う必要があります。

④YouTube 検索

この項目は言わずもがな、検索からの流入です。YouTubeでは一般的なウェブサイトより、検索からの流入の重要度が高くないのが実態ですが、それでも、チャンネルの種類によっては重要度は大きくなります。

例えば情報系のチャンネルだと、レビューしている商品の商品名、野球系のチャンネルだと解説している球団のチーム名や選手名などの検索キーワードでの流入が一定あります。

そのため、タイトル、概要欄などに、動画と親和性の高い検索キーワードを一定いれるのは重要になります。また意外と検索流入に影響するのが、ユーザーからのコメントワードで、そこ出ているワードからの流入もあることも念頭に入れておきましょう。

ただアルゴリズムから一定レベル以上の評価を得ているチャンネルでは、公開直後、一時的に検索流入が増えることはあっても、最終的にそれに連動してブラウジング機能からの流入も増えるはずなので、いずれにしても検索流入の割合が多い場合は、まだアルゴリズムから十分認められていないことを意味します。

■最後に

以上がYouTubeアナリティクスの活用方法および、その後のアクションに関する解説でした。もしみなさんのチャンネルが伸び悩んでいるようでしたら、上記の方法を試してみてください。それでもまだ不明点などあれば、お気軽に弊社にご相談くださいませ。

記事を書いた人

Luaaz編集部

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