YouTubeで再生回数を伸ばし、チャンネル登録数を増やす上で重要なのはサムネイル画像です。様々な動画がホーム画面などで掲載されており、視聴者の目を引くようなサムネイル画像がなければ、面白い動画だったとしても見てもらうことができません。あるいはチャンネルページにたどりついても、チャンネル登録してもらえません。そこで今回はYouTubeの再生数を増やすためにサムネイル画像について解説していきます
●サムネの重要性
サムネイル画像はYouTubeで非常に重要です。まず視聴はサムネイル画像を見て、見る見ないを判断するのでYouTubeの再生数を語る上で欠かせない存在です。
また単一の動画を見るかどうかだけでなく、視聴者の多くはチャンネルページのサムネイル画像一覧を見て、チャンネル登録のする、しないを決めています。ですので、どういうチャンネルか一発でわかるように、サムネイル画像の系統を統一したほうがいいとも言えるでしょう。逆に言うとそれが出来ていないうちはチャンネル登録数は増えないことになってしまいます。
ではどのようにサムネイル画像を作っていけばいいのでしょうか。
●サムネで本人画像出す？
サムネイル画像を作る上で悩むポイントは様々ありますが、自分の顔写真は悩むポイントのうちの一つです。基本的にYouTube内で有名になればなるほど、顔写真を大きく出す傾向にありますが、無名のうちでも出す意味合いはあります。
それは最初は顔写真を出す意味合いはありませんが、徐々に有名になっていくにつれて、サムネイル画像に写真が入っていることが、その人のチャンネルの動画の証明になっていくので、クリック率に影響を及ぼしていくからです。
ですので顔出しで動画を公開している人は最初からサムネイル画像に皆さんの顔写真を入れていってもいいかもしれませんね。
●サムネイル画像でおすすめのフォント
サムネイル画像を作る上で迷ってしまうのがフォントの存在です。
・ヒラギノ角ゴ
Macに標準搭載されているフォントで、もっとも一般的なフォントでもあります。まだサムネイル画像を作りなれていないうちは、このフォントを使うのが非常に無難です。テロップなどにも使われることが多いです。
Windowsの場合は有料になるので購入するか、似ているフォントだと、「Noto Sans JP」というフリーフォントがあります。
・けいふぉんと！
アニメ「けいおん」を意識したかわいらしいフォントです。ひらがな、カタカナだけですが、やわらかい印象を与えることができます。
・キルゴU
太字でインパクトを与える時に使えるフォントです。漢字にも多数対応している点も使いやすいです。
・吐き溜
少し怖い雰囲気を与える、例えば都市伝説系などのサムネイル画像に使えるかもしれません。
・限界明朝
荒廃感を出せるフォントで、かっこいい雰囲気を出せます。
・コーポレート・ロゴ
こちらもひらがなのみですが、癖なくやわらかい雰囲気を出せるのでこちたもまたおすすめのフォントです。
●文字の大きさ
基本的には少ない文字数で、大きく文字を打ち出す方法がインパクトがあるとされています。ただし情報チャンネルの場合は、何の情報を知ることができるのか、細かく表示させる必要性もあります。そういう意味では情報チャンネルのサムネイル画像は、自然と文字数が増えてしまいがちなのですが、画像制作になれていないうちは、ある程度割り切って、少ない文字数で、大きく勝負したほうがいいかもしれませんね。
●写真の使い方
サムネイル画像で重要なのは写真のインパクトです。例えばグルメ系ならしずる感のある料理写真を全面的に出すべきですし、かわいい女性が運営しているチャンネルなら、女性の顔写真を全面的に出すべきです。
あるいはお笑い系のチャンネルなら、面白いシーンのスクリーンショットをサムネイル画像にしてもいいでしょう。いずれにしても、その動画の売りとなる場所を写真として大きく打ち出すべきです。
●サムネイル画像を参考にできるチャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCIOk-Q5kyDtSRaTIW7hIsng/featured
エンタメ系でいうと、有名どころを一通りチェックするのをおすすめします 。「平成フラミンゴ」も昨年大きくチャンネル登録数を増やしたチャンネルですが、こちらもまた校正としてはほぼ同じです。ばんばんざいが恋愛要素もあるので、すこしかわいい色味なのに対して、平成フラミンゴは笑いに特化していることもあり、かなり赤黒けいの強い印象を与える色合いの文字を使ってサムネイル画像を作っています。
・情報系で文字使いを参考に
https://www.youtube.com/channel/UC7I3QTra4_kC4TSu8f7rHkA/videos
例えば、サムネイル画像を作る上で、参考になるチャンネルでいうと「マコなり社長」でしょうか。これは典型的な情報チャンネルのうちの一つで、使える写真が少ないこともあり、まずご本人の写真を大きく使っています。これはマコなり社長がすでに有名だからこそできる手法ですので、チャンネル運営初期のひとたちは、もう少し顔写真のウェイトを減らしてもいいかもしれません。
実際、マコなり社長の昔の動画は、今ほど大きく写真を出していません。
そしてこのチャンネルのサムネイル画像の特徴は文字を大きく使っていることでしょうか。本来もっと入れたい情報はあったはずですが、ある程度わりきってサムネイル画像を使っています。
情報系チャンネルの中でチャンネル登録数が増えずに悩んでいる人は是非、参考にしてみてください。
・世界観が統一されたチャンネル
https://www.youtube.com/c/inlivingjp/featured
逆にチャンネル初期から、顔写真を大きく使ってもいいのは、ビジュアル面に自信のある女性演者のチャンネルでしょうか。この「in living」というチャンネルでは、生活が豊かになるような情報を配信しているチャンネルですが、最新の動画でも以前の動画でも、サムネイル画像に女性の顔写真を大きくのせています。
しかも白文字をうっすらのせる、淡い雰囲気と引きかえに、やや可視性の低いサムネイル画像を使っています。しかしこれはこれで、このチャンネルのおしゃれな雰囲気を際立たせており、おしゃれなVlog系でもありそうなサムネイル画像です。
なおこのチャンネルの特異なポイントとしては、他にもユニクロや無印良品などの、YouTube上で鉄板ネタを取り扱っているにもかかわらず、控えめ程度にしか企業ロゴをいれておらず、徹底して情報要素を薄めにしているところでしょうか。そうすることで女性の透明感を強調したいのかもしれません。
このチャンネルは世界観の統一をかなり意識して作られていますね。
普通の情報チャンネルを見比べると、このチャンネルの特異さが際立ってきますね。多くのチャンネルがユニクロの要素を大きく表示させ、文字も見やすいようにしていますから。
●最後に
以上がチャンネル登録数が増えない時に意識するべき、サムネイル画像の作り方でした。皆さんのチャンネル制作の参考にしてみてください。もし何かYouTube運営に関する不明点などあれば、YouTubeチャンネルの制作を行っている弊社、株式会社Luaazにお気軽にご相談くださいませ。
