YouTubeアカウント・動画が最初に伸びないのはなぜ?原因と対策を徹底解説

YouTubeアカウント・動画が最初に伸びないのはなぜ?原因と対策を徹底解説

YouTubeの運用をスタートさせたが、再生回数が1桁や2桁で止まってしまうことはありますよね。YouTubeは初期はこんなに伸びないものか?と驚いてしまいます。YouTubeをスタートさせてみたはいいものの、再生回数が思い通りに伸びず「こんなはずじゃ・・・」と悩んでいませんか?実を言うとYouTubeはスタートさせた時点では伸びにくいものなのです。それは運用しはじめたチャンネルがYouTube側に認識をされていないということに原因があります。本記事では、なぜYouTubeが最初から伸びないのか?について解説していきます。運用をスタートさせてからどのようにすればYouTubeを伸ばすことができるのかということを解説していきます。

●はじめに

YouTubeの運用をスタートさせた時に、始めは再生回数が伸び悩むのは当たり前のことです。それはそのチャンネルがYouTubeに認識をされていないということにあります。YouTubeに存在を理解されていないから、拡散されることがないのです。要するに関連動画やYouTube検索に引っかからないのです。では、どのような対策をすればスムーズにYouTubeに認識され、チャンネルが伸ばせるのでしょうか?

●最初からYouTubeを伸ばす方法

YouTubeに皆さんの動画の「価値が高い」ということをいち早く認識させることが重要です。YouTubeは動画を見る側の需要に合わせているので、価値が高い(=視聴者の需要が高い)動画を優先的にオススメしてくれます。価値が高いと認識されると「関連動画」「オススメ動画」として優遇されて、拡散をしてくれるようになります。そうなると再生回数が急上昇する可能性があります。では、どのような対策を取ればYouTubeに動画の価値が高いと判断をしてくれるのでしょうか?

●動画のクリック率をあげる

YouTubeは「クリック率」の高い動画を価値が高いと判断する傾向にあります。視聴者がクリックしたくなる動画を作成することを心がけましょう。

以下はクリック率の理想の数値です。

・インプレッションのクリック率:10%以上

この「インプレッションのクリック率」とは、皆さんの動画が他の動画と一緒に候補に出てきた時に、視聴者がどれだけの確率で動画をクリックをしたのかを指す数値です。

例として10個のサムネイルが並んでいたとします。この場合に1回以上あなたのチャンネルの動画が選択されるとクリック率が10%以上となります。「視聴維持率」とは、視聴者がその動画にどれほどの時間滞在したのか?の割合です。

https://www.youtube.com/channel/UCJ-IBAM49b_x91BhfOjXr1Q/featured

一例ですが、人気お笑い芸人のアルコ&ピース平子さんが作ったチャンネルは色んな意味で参考になります。まず赤色ベースに黄色という、非常に目立つ配色。文字の大きさ、キャッチーな演者の表情。典型的なエンタメ系の動画のサムネイル画像というわけではないかもしれませんが、非常に参考になるチャンネルになっています。

誰にでも真似できる典型的なサムネイル画像でいうと、急上昇ページを見てみてもいいかもしれません。

https://www.youtube.com/feed/trending?bp=6gQJRkVleHBsb3Jl

執筆時点である22年1月31日の急上昇ページでは、このようなラインナップになっています。HikakinさんというYouTubeの人気者が、YouTubeで人気のマインクラフトをやっている動画。一大コンテンツであるポケモンの新作が1月28日に公開されたため、時事ネタを全面に押し出しているサムネイル画像。3つ目の将棋はある意味でYouTubeっぽいギラギラした配色とフォントを使っています。逆にドラゴンボールの動画は4文字のみを大きく押し出した、これもこれでYouTubeっぽいサムネイル画像です。あるいは有名チャンネルでしかできない手法ですが。一枚絵でショックを受けているキャッチーなサムネイル画像のチャンネルもありますね。

いずれにしても急上昇ページはサムネイル画像に関して学ぶ上で必須でチェックするべき、教材です。

●視聴維持率を上げる

YouTubeは「視聴維持率」の高い動画を価値が高いと判断する傾向にあります。視聴者が飽きずに長時間楽しめる動画をさくせいしましょう。

以下は視聴維持率の理想の割合と時間です。

・視聴維持率:50%以上(10分以内の動画の場合)

例えば10分動画が5分以上再生されると視聴維持率が50%以上と判断されます。

●興味がある視聴者に動画を届ける

「クリック率」「視聴維持率」の割合を高めるためには、あなたの動画に需要がある視聴者に向けた動画を作成することが重要となります。皆さんの動画に関心がない視聴者より、関心のある視聴者の方が動画に対するクリック率や視聴者率も高くなるはずです。他の動画よりもあなたの動画を優先してクリックしてくれますし、より長い時間見てくれる可能性が高くなるでしょう。

逆にいうと伸びていない場合は、皆さんの動画が誰に向けた動画か定まっておらず、視聴者の興味関心を生んでいないかもしれません。あらためてチャンネルコンセプトを考えたほうがいいかもしれませんね。

例えば情報系チャンネルの場合は、スポーツ系の動画という大きなジャンルで攻めるのではなく、スポーツよりもサッカー、サッカーよりもJリーグ専門、Jリーグ専門よりもJ1限定、J1よりも川崎フロンターレ限定……と狭くコンセプトを設定したほうが、視聴者が限定されていく分、興味関心を掻き立てる動画でありチャンネルになっていくでしょう。

一方で狭くしすぎると定期的に動画を作ることが難しくなるので、バランスは難しいところです。

https://www.youtube.com/channel/UCeKHRFCPFadU4MfboNsZNNg/featured

ではチャンネルコンセプトを考える上で参考になるページでいうと、またもやアルコ&ピース平子さんのチャンネルを紹介させていただきます。さきほどはお笑いと恋愛が好きな人向けのチャンネルでしたが、今回はお買い物チャンネルです。

ただしこれはただのお買い物チャンネルではありません。ちょっと厨二病をこじらせた方向けに、そんな人達が憧れるような大型バイク、葉巻などを購入して堪能するチャンネルになっています。お笑い芸人として有名な人ですら、ここまで明確に対象ターゲットを絞ってチャンネル運営をしているのですから、そうでなくゼロからYouTubeの運営をはじめる場合は、当然、様々な点に気をつけるべきかもしれませんね。

●エンゲージメント

質の高い動画を作成することでエンゲージメント数を高くすることが理想となります。エンゲージメント数とは「高評価数」「低評価数」「コメント数」「共有数」などの合計値を指します。YouTubeはユーザーに多くのエンゲージメントをさせる動画を評価します。世間では様々な賛否両論が起こる可能性はありますが、低評価が多い炎上謝罪動画の再生回数が伸びているのは、動画やYouTuber自身の人気に加えて、YouTubeもエンゲージメントが高いことを評価しているということに理由があります。

●定期投稿

定期的に動画を作成してアップすることはとても大切です。理想は毎日投稿することです。視聴者が毎日、帰宅時など決まったタイミングでチャンネルを視聴した際に、決まって新しい動画が投稿されていると、そのチャンネルの動画を視聴することが習慣となってファンになってもらえるかもしれません。

一方で高いクオリティを維持した状態で毎日、動画を投稿することはハードルが高いです。そのような場合は無理をせず、自分が決まったペースで動画投稿をできるペースにして問題ありません。週1本や3日1本など、決まったペースで同じ時間にアップすることが大切です。

なぜ定期的かつ同じ時間にアップをしなければならないかというと、不定期の場合はアルゴリズムに「不安定なチャンネル」と認識されてしまう可能性が高く、質の低いチャンネルと認識されてしまうからです。

なので動画をアップする頻度は自分にあったペースで問題ありませんので、決まったペースで動画をアップするようにしましょう。

●最後に

以上が、最初、再生回数が伸びないときの対処方法です。皆さんのチャンネル制作の参考にしてみてください。もし何かYouTube運営に関する不明点などあれば、YouTubeチャンネルの制作を行っている弊社、株式会社Luaazにお気軽にご相談くださいませ。

記事を書いた人

Luaaz編集部

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