YouTubeが伸びる仕組みとは?ロジックとアルゴリズムを徹底解説

YouTubeが伸びる仕組みとは?ロジックとアルゴリズムを徹底解説

動画をYouTubeに公開する場合は「再生回数をどのように増やすか」が大切です。「動画を毎日投稿すれば、自動的に再生数が増える」と考えている人もいるかもしれません。ただし、この考えは間違いかもしれません。ただただ人気のない動画を大量生産することになりかねんません。そこで今回は、YouTubeに公開したコンテンツの人気を獲得する方法を共有していきます。YouTubeの動画の視聴数が伸びる仕組みを解説しながら、伸ばすためのTIPSをシェアしていきます。是非、参考にしてください。

●YouTubeの視聴数が伸びる仕組みとは

YouTubeには再生にいたるまでの経路があります。

・ブラウジング機能

・関連動画

・チャンネルページ

・YouTube検索

・ショート動画

などです。

●ブラウジング機能

ブラウジング機能とは、チャンネルのTOPページや、自分が登録したチャンネルの最新動画が一覧で見られるページなどからの流入を指し、最も流入が多い経路です。これらからの流入を増やすためには、YouTubeから品質の高い動画を定期的に投稿している、質の高いチャンネルと認識してもらう必要があります。

●関連動画

こちらは動画再生ページに出てくるおすすめ動画のようなものです。再生中の動画と同じチャンネルの動画がレコメンドされることが多いので、ここからの流入が多いチャンネルは実質的にチャンネル内回遊の多い動画と言えるでしょう。

●チャンネルページ

これは皆さんのチャンネルの動画一覧ページからの流入を指します。また他のチャンネルの「投稿」機能でシェアされて、その「投稿」から流入した動画も、チャンネルページからの流入とカウントされます。

●YouTube検索

一般的なウェブサイトではSEOからの流入が非常に重要ですが、YouTubeではやや重要度は落ちます。理由はレコメンド機能のほうが流入面でインパクトが強いからです。特にエンタメ系のような明確な検索ワードが発生しにくいジャンルはその傾向が強まります。一方で情報系のチャンネルの場合は、エンタメ系よりも検索からの流入が多い傾向にあります。そのため関連ワードをタイトルにいれたり、ハッシュタグをつけて概要欄に貼る必要があります。

●ショート動画

これは2021年に新しく生まれた機能で、1分という短い尺の縦型動画の機能です。これはチャンネルページからも再生することができますが、基本的にショート動画という項目を一度クリックすると、次から次へと切れ目なく短尺動画が流れてくるTiktokのような機能になっています。そのためショート動画はショート動画から流入するという経路になります。

なおショート動画は広告単価が安いだけでなく、直接的にチャンネル登録数が増えるわけではありません。ただし一度長く見ると、次から次へとそのチャンネルのショート動画がレコメンドされるため、視聴者の記憶に残りやすく、結果的に他の動画の視聴やチャンネル登録に繋がりやすいとされています。

●一番重要なブラウジング機能を伸ばす方法

これはYouTubeに質の高いチャンネルであることを示す必要があります。具体的には以下の通りです。

・定期投稿をする。

できるだけ、同じ曜日や時間に投稿するのが良いとされています。

・視聴維持率が長い動画にする

編集でこまめにカットすることで動画のテンポをよくしつつ、テロップを可能な限り多くいれることで見やすくし、BGMや効果音で変化を加えることで飽きさせないようにすると、視聴維持率は上がります。10分動画の場合40%~50%で良いとされていますが、質の高い動画だと60%超えることもあります。

・サムネイル画像のクリック率を上げる

できるだけキャッチーな写真を入れつつ、太めフォントで文字数少なく核となるワードをいれるのがYouTube的王道です。人気のチャンネルになると文字なし写真のみで勝負することもありますが、それはレアかもしれません。またチャンネル内で同じテイストにすることも良いとされています。

あるいは単純に企画が良い動画はクリック率が上がります。

基本的にYouTubeはレコメンドが強いプラットフォームですので、王道企画の動画や、トレンドの動画を取り扱った動画が良い企画とされています。他のチャンネルが公開した類似動画を見た視聴者から良くクリックされるからです。

・エンゲージメントを高める

動画内でコメントや高評価を求めることで、視聴者からの反応を増やすと良い評価をうけます。テロップだけでなく、演者が自らお願いするのが良いとされています。

・外部流入を増やす

●良い企画を作るには真似ていこう

前述の通り、YouTubeは人気者を真似るほうが良いとされているプラットフォームです。ですので、現在伸びているチャンネルを真似することは、YouTubeが伸びる上で重要です。ただ単純に王道企画をそのまま真似ているだけだとライバルたちに負けていきます。そこで王道企画に他の要素を加えることで、差別化もしていかなくてはなりません。具体的にはどのくらいの企画のパワーが必要なのでしょうか。

例えば「ふかわ。」というチャンネルは非常に興味深いチャンネルです。

https://www.youtube.com/channel/UCUd4nvdLClQ1SyHhQYhFeEQ/featured

「イケメン」「甘いもの」「大食い」しているチャンネルです。これだけでも十分伸びる要素満載にもかかわらず、ふかわさんは、じかも自虐的にどこか笑いもとろうとしています。

「イケメン」「甘いもの」「大食い」「自虐」これだけ要素が詰まってなお、現在かなり伸びているとはいえ、まだ10万人を超えていない。これは新規参入する側の心を折りにくる事実ではありますが、これくらい伸ばそうと思う場合、同等以上の企画の掛け算は必要です。

●YouTubeが伸びるようにするために最高峰の演者を知ろう

・さしはらちゃんねる

https://www.youtube.com/c/345chan/featured

2021年は芸能人のチャンネルが大きく伸びた1年でした。それは幾人もの先人たちが失敗を繰り返し、芸能人もチャンネルを伸ばす型が見つかってきたからではないでしょうか。

元AKBでタレントで大活躍中の指原莉乃さんのチャンネルもその中のうちの一つです。指原さんは2021年1月に動画を初投稿すると、1年間で100万人もの登録者を獲得しました。

約50本、1週間に1本のペースの動画でこれを実現したのですから驚きです。動画としては企画は王道、サムネはいい意味で日常感のある画像になってます。企画で王道を取り扱っているのは、前述の通りそれがYouTube的に良いとされています。

特に芸能人が他のYouTuberと同じような企画をした場合、視聴者は「芸能人がYouTuberっぽいことをしている」レア感も相まって、評価が高まります。サムネイル画像が日常的な、雑な写真にするべきなのは、それも芸能人っぽくないレア感だからでしょう。

このように書くと、「芸能人のチャンネルは自分に真似できないのでは」と思われるかもしれませんが、実際、見て勉強するべきではあります。

まず指原さんは美人なので、絵面の面ではそこまで編集は不要です。そしてトーク力。指原さんはルックスが綺麗というだけでなく、トーク力も非常に優れています。

こう聞くと演者としては最強レベルの指原さんですが、YouTuberは皆、同じ土俵で戦っているわけで、別世界の話ではありません。100万人登録クラスを目指すには、このレベルの化け物演者と型を並べる必要があります。

ただ唯一の救いは、このチャンネルはそこまで細かく編集されていないこと。テロップも効果音も少ないですからね。ですので芸能人級の演者スキルがない場合は、編集でこのレベルに対抗するよう努力していくしかないのです。

ある意味で最強の演者ですので、自分の演者力を見つめ直すいい機会としつつ、編集を頑張るきっかけにしてください。

●トップYouTuberの編集の手のかかり方を知る

https://www.youtube.com/channel/UCRxPrFmRHsXGWfAyE6oqrPQ/videos

昨年大きく伸びたチャンネルといえばコムドットでしょうか。300万人ものチャンネル登録数を超え、何かと話題になり続けているグループです。好みは人それぞれありますが、企画と編集は是非、一度チェックしてみてください。

いい意味で王道企画を抑えつつ、編集は丁寧に行っているからこそ、伸びているチャンネルです。いきなりこのクオリティは難しいかもしれませんが、いい教材であることは間違いないです。

●最後に

以上がYouTubeが伸びるようにする上で知るべきことでした。皆さんのチャンネル制作の参考にしてみてください。もし何かYouTube運営に関する不明点などあれば、YouTubeチャンネルの制作を行っている弊社、株式会社Luaazにお気軽にご相談くださいませ。

記事を書いた人

Luaaz編集部

YouTubeチャンネルのご相談 受付中

独自の分析力と企画力で、YouTubeチャンネル成長をトータルサポートいたします。

お問い合わせはこちら

YouTubeチャンネルのご相談 受付中