YouTubeチャンネル登録のメリットを視聴者・運営者双方から解説

YouTubeチャンネル登録のメリットを視聴者・運営者双方から解説

YouTubeを視聴していると、動画中にチャンネル登録を求められることが多々あります。YouTubeのチャンネル登録をすることで、動画を視聴するユーザー側と動画を配信している運営側でそれぞれどのようなメリットがあるのか紹介していきます。

●ユーザー目線でのチャンネル登録のメリット

・YouTubeのチャンネル登録とは

普段見ているYouTubeの動画にはそれぞれアカウントがあり、そのYouTubeアカウントのことをチャンネルといいます。チャンネルの登録はYouTubeアカウントをお気に入り登録することと同じことを指します。YouTubeのチャンネル登録するためには、Googleアカウントのみが必要となります。自分のアカウントさえ持っていれば、チャンネル登録をするのにお金がかかることはありません。

YouTubeのチャンネル登録は他のSNSでいうと、TwitterやInstagramでアカウントをフォローすることや、Facebookでいいねを押すことと同じことになります。

・チャンネル登録をするとどうなるのか

先ほど述べたように、YouTubeのチャンネル登録は無料ですることができます。チャンネル登録をすることで、YouTubeのホーム画面に登録したチャンネルの動画が表示されたり、登録チャンネルのタブをクリックすることで、登録したチャンネルの動画の一覧をチェックすることができます。

・チャンネル登録をしなくても視聴が可能

YouTubeにログインをしない状態でも、YouTubeで公開されている動画は閲覧は可能です。また、YouTubeに投稿されている動画はチャンネル登録をしなくても視聴することは可能です。しかし、チャンネル登録や再生リストを活用することで、自分の興味のある動画を見つけやすくなり、YouTubeをより使いやすくすることができるともいえます。

・YouTubeチャンネルの登録方法

YouTubeでチャンネル登録をするためには、まずYouTubeにログインする必要があります。ログインをしていない場合は、画面上に表示されている「ログイン」をクリックし、Googleアカウントを使用してログインします。

YouTubeにログインした後は、YouTubeチャンネルや、動画を視聴したときに表示される「チャンネル登録」をクリックすることで、チャンネル登録をすることができます。

・チャンネル登録のベルアイコンとは?

YouTubeのチャンネルを登録しただけでは、新たに投稿された動画を見落としてしまう可能性があります。YouTubeチャンネルの通知をオンにしておくことで、動画の見落としを防ぐことができます。通知をオンにする方法は、「ベルアイコン」をクリックするだけです。

・チャンネル登録をすることのメリットは?

面白い動画、YouTuberを見つけた時にチャンネル登録をしておくことで、新しい動画が公開されたときに見つけやすくなります。チャンネル登録をしなかった場合、その自分が興味を持った動画を見る機会を失うかもしれません。

ただ、YouTubeのアカウントの中で特定の動画のみ気に入った場合は、チャンネル登録はせずに、再生リストに追加するだけでよいかもしれません。

●運営者目線でのチャンネル登録のメリット

・安定的に視聴数を確保できる

YouTubeでは広告が収益源になっており、この広告収益は視聴数と視聴時間に依存します。このうち視聴数を担保するために、チャンネル登録数を増やしておくことにこしたことはないです。もちろん質の高い動画であれば、YouTubeのレコメンド機能でどんどん視聴数をのばしていくことは可能です。ただYouTubeは原則的にどのSNSにも存在する拡散機能が弱いプラットフォームと言われており、根雪したファンによる視聴数は非常に重要です。

・ライブ配信の時に認知してもらいやすい

YouTubeではライブ配信機能があり、これでは広告収益だけでなく、スーパーチャットなどの投げ銭機能で収益を得ることができます。チャンネル登録されているユーザーには優先的に、ライブ配信されていることが露出されるので、やはりチャンネル登録数は多いにこしたことはないです。

・企業案件の金額に影響する

YouTubeに企業から直接お金をもらって商品などを宣伝する動画などを「企業案件」などと多くのユーザーから呼ばれています。この企業案件の謝礼金額は、毎度、交渉で決まることが多いのですが、チャンネル登録数が多いほうが、一定レベルの視聴数を確保できる何よりもの証拠になるので、チャンネル登録数は大いにこしたことはありません。

●運営者目線でのチャンネル登録に関して知っておくべきこと

・広告収益化の条件

YouTubeでは公開している動画に広告をつけ、収益を得ることができます。しかし、YouTubeの広告で収益を得るには条件があります。

まず、YouTubeパートナーシッププログラムに申請します。申請が通る最低条件として、過去12か月間の総再生回数が4,000時間であること。また、チャンネル登録者数が1,000人を超えていることがあげられます。

YouTubeの動画投稿を開始して、収益を得るためには、まずは登録者1,000人も目指すことが最初の目標になります。

・登録者に必ず見てもらえるわけではない

チャンネル登録してもらったユーザーには、必ず新着動画の存在を認知してもらえるわけではありません。というのも長く運営していると、チャンネル登録してもらえていても、動画を見てくれないユーザーが沢山います。

これは何故こうなっているかというと、基本的にユーザーの多くはホーム画面から視聴する動画を選ぶことが多いです。チャンネル登録されている動画はホーム画面で優先的に表示されるのですが、表示されてもクリックされないことが続くと、徐々に、ホーム画面へ露出さえしてもらえなくなります。

もちろん登録されているチャンネル一覧を見れば、サムネイル画像が表示されることもありますが、ホーム画面に出ていた頃に比べると表出頻度は大きく下がってしまいます。

●チャンネル登録を増やすために意識すること

・ユーザーにとって何度も見たくなるような動画を複数作る

多くのユーザーは一度軽く動画を見ただけではチャンネル登録をしないことが多いです。そのため一発で視聴者の心を掴むようなコンテンツを準備する、あるいは、次回レコメンドした時に軽い気持ちで見たくなるような動画を複数作ることは重要になるかもしれません。そういう意味では最初のほうは短めの動画を何度もみてもらえるように作ることを意識したほうがいいかもしれません。

・チャンネルページを作り込む

ユーザーの多くは動画視聴ページではなく、チャンネルページを見た後にどんなチャンネルかを判断して、登録を考え始めます。そのため、チャンネルページ上部の画像では、どのようなチャンネルであるかを明示する必要があります。

あるいはサムネイル画像に統一感をもたせ、かつ、好奇心をくすぐるようなものにしておかなければ、チャンネル登録は増えません。

・コラボ

YouTubeはレコメンド機能こそあるものの、基本的には拡散性の低いプラットフォームです。Twitterでいうところのリツイートのような、ユーザーが拡散する機能がほとんどないからです。だからこそ新規のユーザーに知ってもらう機会となるコラボ動画は非常に重要です。

YouTubeでは似ている系統のチャンネル同士では、お互いのチャンネルの動画に出ることで、お互いのチャンネル登録数を増やす取り組みが多々あります。特に相手方のチャンネルに出ることは、知ってもらうまたとない機会ですので、非常に重要だと言えるでしょう。

●チャンネル登録と増やすコラボの例

・コムドット100万人記念にサプライズで1000万円の超巨大プレゼントあげたら全員発狂したw【ドッキリ】【ヒカキンTV】 – YouTube

・【革命】HIKAKINさんとサビ早歌いゲームするって完全にコムドットの時代じゃね?

登録者数1,000万人を超えるHikakinTVと、若者から絶大なる人気を誇り、チャンネル登録者数330万人のコムドットとのコラボ動画です。コムドットがチャンネル登録者数100万人を達成した際にコラボした動画です。チャンネル登録者が多いYouTuber同士のコラボは母数が多いことからお互いに登録者の増加を見込むことができます。

・【さらば青春の光】芸能人スキャンダル百人一首~スキャンダルポーカーを添えて~【鬼越トマホーク】 – YouTube

さらば青春の光と鬼越トマホークの2組の芸人のコラボ動画になります。この2組はいずれもスキャンダルが好きな芸人という特徴があります。そのため、お互いのチャンネル登録者の親和性は高く、良いコラボの例といえます。また、ゲームで負けた際には、1か月間相手のチャンネルを宣伝するという罰ゲームもありました。

これは罰金や景品などお金をかけずして、絶妙にバツを受ける側は嫌で、させる側には得のある罰の設定ということもあり、非常にお笑い芸人的な企画とも言えます。

またゲームの結果、鬼越トマホークが負けたため、さらば青春の光の動画を告知しているのですが、絶妙にやる気のない顔で、過剰な賞賛をテロップで乗せており、これはこれで面白い内容になっているのではないでしょうか。

●最後に

以上がYouTubeで再生回数を上げる方法でした。皆さんのチャンネル制作の参考にしてみてください。もし何かYouTube運営に関する不明点などあれば、YouTubeチャンネルの制作を行っている弊社、株式会社Luaazにお気軽にご相談くださいませ。

記事を書いた人

Luaaz編集部

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