若者を中心に広がったYouTubeですが、今では幅広い世代が視聴しています。時代の変化に合わせて、一昔前まであまり参入していなかった企業もYouTubeを活用し始めています。今回は企業が取り組むYouTubeを活用した集客について解説していきます。
▼片付けトントン
https://www.youtube.com/channel/UCx9u_-L46feayiuj7wb7-bQ/about
汚部屋の掃除や片付けを業務とする株式会社中西が運営するYouTubeチャンネルで、その作業の様子を撮影し、コンテンツとしたのが「片付けトントン」です。似たような企画が以前テレビでも話題となりましたが、この動画には不思議と引き込まれる面白さがあります。
ただ掃除している様子を流しているため過剰な演出はありませんが、汚部屋になるまでの過程やそこで生活する住民の人生など、バックグラウンドにドラマがあります。部屋を片づけているだけなのに、時間が経つに連れて心に響くものがあります。
営業担当者による編集やビフォーアフターの様子に密着しており、実際に掃除を依頼したい人たちにとって有益な情報も共有することができています。チャンネル登録者は25万人超えと多くの人たちにリーチを届けることができており、企画が顧客の集客にそのまま活用されているよい成功例といえます。
▼北欧、暮らしの道具店
https://www.youtube.com/user/infohokuohkurashi
その名の通り、北欧の雑貨を中心として取り扱う「北欧、暮らしの道具店」のYouTubeチャンネルで、ドラマ仕立ての内容で商品を紹介したり、YouTubeで流行した「モーニングルーティン」「ルームツアー」などの企画も行ったりすることで、幅広い層から指示を集めています。
こちらのチャンネルの動画は、生活の中でどのように雑貨を使うのかという「取扱説明書」に近いものなので、視聴者は商品に興味を持ったらすぐに公式サイトで購入し、自分たちの生活に取り込むことができます。
ブランディングとしての完成度が高く、顧客を集客するのにとても優れているチャンネルといえます。
▼イヤホン・ヘッドホン専門店 eイヤホン
イヤホン・ヘッドホンなど、8,000機種以上を扱っているポータブルオーディオ専門店が配信しているチャンネルです。
動画の内容は商品紹介をはじめ、イヤホンやヘッドホンなどの使い心地や性能、他のモデルとの比較など、今日の社会に必要不可欠なイヤホン・ヘッドホンを詳細に解説してくれています。普段からイヤホンやヘッドホンなどを使い慣れている方はもちろん、これから商品購入を検討している方にも参考となる情報ばかりです。
各動画の概要欄には商品購入を促すURLが貼られており、気になるものがあれば購入することも可能です。その工程がとてもスムーズなため、顧客の集客に優れているチャンネルといえるのではないでしょうか。
▼足つぼ Yutaka
足つぼマッサージ師であるYutakaさんが運営するチャンネルで、マッサージとASMR(が聴覚や視覚への刺激によって感じる、心地良い、脳がゾワゾワするといった反応・感覚のこと)を上手く掛け合わせた独特な動画を投稿しています。
企画としてはただ淡々と足をマッサージしている様子と、その音のみが聞こえるだけという単純なものですが、不思議と引き込まれてしまいます。
サムネイルや字幕、動画の説明欄を英語で表記することで、世界中にリーチできるYouTubeの特性を最大限に活かしてチャンネルを運営できており、本業のマッサージの集客にも好影響を与えているそうです。
▼武田塾チャンネル
https://www.youtube.com/channel/UCXErsls7YWBKrxbSTVvjCBw
「日本初、授業をしない塾」として開校している武田塾が運営しているチャンネルです。自習時間が最も学力向上に繋がるとして、講義で教えるわけではなく、おすすめの参考書や勉強方法、大学ごとの対策方法などを動画で配信しています。
「武田塾生の1日」という動画は、実際に武田塾に入会することで、どのような学習するのかを動画越しに体験できるものとなっており、勉強方法などを参考にしたい視聴者の視聴者だけではなく、武田塾への入会も促すことができています。
▼最後に
以上がYouTubeチャンネルを通じて集客に成功している企業の紹介になります。オンラインで販売できる商品がある場合は、YouTubeで紹介して、その流れで購入を促せるので、活用の仕方によっては売り上げを大幅に伸ばすことが可能となります。もしYouTubeの運営に関して迷っていることがあれば、YouTubeの開設から運用まで行っている株式会社Luaazにご相談ください。